ディズニー英語システム(DWE)をはじめる(購入する)にあたって、高価でボリュームのある教材ですから、実際の効果や使いこなせるか等々・・・不安が多く、なかなか踏み出せない親御さんが多いかと思います。かくいう自分もそうでした。
(・・・と言うか、不安を抱く前に勢いで購入してしまったのですが・・・)
そして、数ある不安の中でも、やはり「子ども自身が飽きずに続けられるのか?」が一番の心配ではないかと思います。
そこで、DWEを検討されているご家庭の参考に、勢いとはいえDWEを購入してしまった我が家なりに、DWEに失敗しやすい人の傾向や継続するためのコツ、そして、我が家の育児姿勢や教育環境、はたまた今のところのDWEの効果の実感について率直にまとめました。
個人的な意見&パパ目線ですので、あくまで参考程度にして頂ければ幸いです。
~もくじ~
記事本編
DWEに失敗する(しやすい)人
まず、どんな人がDWEに失敗する(しやすい)?のかについて、個人的な意見を率直に述べたいと思います。何度も書きますが、個人的な意見&パパ目線ですので、あくまでも参考程度にして頂けると幸いです。
最初にズバリ書いてしまいますが、正直、DWEに子どもの向き不向きはあまり関係無いと思いました。DWEが成功できるかは、子どもの向き不向きよりも、親の性格と根気によるところがひじょぉーーに!大きい(重要)であると思われます。
成果をすぐに求める人
では、一体どんな人がDWEに失敗する(しやすい)のでしょうか?
まず、親が成果をすぐに求める「せっかちさん」だと、失敗しやすいのではないかと考えられます。DWEに限らず、英語学習はなかなか成果や効果が目に見えて現れません。長い取り組みを努力と根気により継続して、ようやく実を結ぶものです。
そのため、せっかちさんな親の場合、子どもよりも親の方のやる気が先に無くなってしまい、DWEを子どもに触れさせる時間が減っていってしまうと思うんです。
語力というのは成果が見えづらいですから、忘れたころに次第に現れてくる?と、いうくらいのおおらかな気持ちでいた方が上手くいくのではないかな?と思います。
高すぎる目標を求める人
次に、「英語をネイティブ並みに身に付けさせる!」というような最初から高すぎる目標を求める人も、それだけ労力が必要で大変だと思うので、根気が続かず長続きしないんじゃないかと思います。最初からあまり肩に力を入れ過ぎるのも良くないかなと。
親がDWEに飽きてしまうと、当然、子どもも興味を持たなくなりますよね。子どもと一緒にたくさん遊んであげて、少しでもうまくいけば一緒に大喜びしてあげることで、それが嬉しくて子どもは自分から長く楽しんでDWEを続けてくれるのではないかと思います。
几帳面か完璧主義な人
また、DWEをお手本通りに使わないと気が済まない「几帳面さん、または完璧主義さん?」も上手くいきにくいのではないかな?と思います。
教材の目的は英語を話せるようになることなので、使い方にこだわるよりも子どもの好きに遊ばせてあげて、英単語が一つでも多く覚えてくれたら良いや!くらいの気持ちが長続きするコツだと思います。
使い方にこだわって、子どもがDWEを嫌いになってしまうと本末転倒なので、好きに遊ばせてあげればよいのかなーと。最初は子どもが嬉しそうに遊んでいるのを見ているだけでも良いのではないかと思います。
DWEを継続するためのコツ
それでは、次にDWEを継続するためのコツについて考察します。
これも最初にズバリ書いてしまいますが、DWEを継続するためには、夫婦で協力して取り組むことが必要不可欠です。
夫婦で協力することが大切
ここからは少しパパ目線なのですが、だって、普段仕事で居ないからって、DWEを全部ママにだけ任せていたら大変だし疲れちゃいます。そうなると子どもも興味半減です。時間がある時に、できるだけパパも一緒になってDWEで遊んで、そして、喜んであげることが大事だと思います。
これって、DWEだけじゃなくて、家事・育児全般そうなのかな。・・・って偉そうなことを書いてしまってますが、子どもの寝かせつけできないし、料理できないから皿洗いやら掃除、後は子どもをお風呂に入れるくらいしかできないんですがね・・・自分。
偉そうなこと書く前に、もっと頑張ります。奥さん、いつもありがとう。m(_ _)m
ということで、夫婦で協力してDWEで気長に、一緒に、たくさん子どもと遊んで、いっぱい楽しんで、うんと喜んであげましょう!
DWEをはじめる最適な時期
DWEはじめる時期については、基本的に何歳からでも良いと思います。
ですが、やはり子どもが幼いうち、それも早ければ早いほどDWEを始めるメリットが大きいと思います。
子どもの成長の著しい時期にそれだけ多く英語に触れる時間がとれますから、当然といえば当然ですよね。ただ、早い時期からの多言語教育は、母国語である日本語遅れの懸念があるとも言われていますが、実際のところは不明です。
ただ、子どもがあまりにも幼いと、DWEを楽しんでいるのかどうなのか反応がわかりにくく、そもそも日本語が話せないので英単語が出てくることも少ないので、「あれ、本当に効果があるのかな?」と、効果がイマイチ感じられず心が折れそうになることも・・・。
でも大丈夫!子どもは本当に吸収が早い!日々、すさまじい勢いで言葉を自分のものにしてるんです。だから効果が見えなくてもあせらないで。ある時から言葉が自然にあふれ出してくるようになります。
参考 我が家の場合
実際、うちの子はそうでした。それに、これは個人的な実感ですが、日本語(母国語)と英語による多くの刺激によって子どもの脳の発達が促されるのか、言葉を覚えるのが少し早かったように感じられました。これも今にして思えばDWEの効果だったのかなぁ?
特に1歳半からの言葉の成長がすさまじく、2歳頃にはある程度(2~4語文くらい?かも・・・)単語が繋がって話せていたので、普通に意思の疎通ができる程度になっていたように記憶しています。
なので、子どもが自分のしたいことや嫌なことを端的にでも伝えられるので、意味の分からない激しい嫌々は少なかったように思います。・・・いや、あったわ。だからこそ激しい嫌々(・・・というか自己主張)で、ぐずり怪獣で大変でした。これはよく言いすぎました。
ただ、当時、ご近所の方や病院の先生に、この子よくしゃべるねぇ~なんて言われ、「そうなんかな?こんなもんじゃないかな?」とよく思っていたのを覚えています。例えば2歳半の時に・・・
具体的な子どもの様子(2歳半)
病院の先生「お注射だよ~(腕ガシッ!)」
子ども「ちっくんイタいぃ!うわぁーん!」
病院の先生「へー、良くしゃべるねぇ。」
自分「そうですかねぇ・・(身体ガシッ!)」
病院の先生「はい!ぷすーっ!」
子ども「びぃやぁーん!もうおうち帰る!」
とか、、、
子ども「あ!なんかいるねぇ!バタフライいるねぇ!(窓を指さし)」
自分「あ~あれカメムシ。バタフライと違う。(くさっ!)」
妻「ひぃ~外に出してぇ~!」
・・・みたいな感じ。
ということで、少々脱線してしまいましたがDWEをはじめるのはできるだけ早い方が良いと思います。思い立ったが吉日!悩むより勢いで思い切ってDWEに飛び込んでみるのいいのかな?と思います。
しかし、子どもの「あ、なんかいるねぇ!」は怖いですよね。本当に何かいますからね。Gとか・・・
我が家の育児姿勢と教育環境
DWEをはじめるにあたって、各ご家庭の育児姿勢や環境の違い、はたまた事情なんかもあるので、はじめたいけどなかなか難しいのよねぇ・・・とお悩みの親御さんも多いかと思います。
ここでは、そういったご家庭のご参考までに、我が家の育児姿勢や教育環境について簡単にご紹介したいと思います。
我が家の育児姿勢
まず、我が家の育児姿勢ですが、夫婦共に「子どもは元気が一番!」がモットーです。なので、恥ずかしい話、これまで英語教育はもちろん幼児教育をあまり意識していませんでした。偶然DWEに出会い、それがきっかけで幼児教育について考えるようになったくらいです。
ただ、漠然とですが、子どもを塾に通わせて知識を与えるよりも、それを入れておけるだけの器を先に育ててあげようかな。・・・という感じで、もう少し大きくなったら「習字(読み書き)」と「そろばん(暗算)」に行かせたのでいいかな~と思っているくらいでした。
そんな感じなので、まぁ、あまり育児教育に熱心な家庭ではないかな・・・と。こんな感じですが、DWEについては今のところモチベーションを維持したまま飽きずに(飽きさせずに)続けることができています。
我が家の教育環境
ごくごく一般的な家庭です。自分(夫)は普通のサラリーマンで土曜日はたまに出勤で日曜日が休日、妻は専業主婦(休職中)で子どもは幼稚園や保育所に通っていません。なので、恵まれていることに昼間は妻が、夜は夫婦で協力して子どもとDWEで遊ぶことができています。
ただ、平日は自分の帰りが遅いので、どうしても妻に任せっきりになってしまうことが多いのですが、早く帰れた日にはできるだけ一緒に遊ぶようにしています。土日については自分が中心になって子どもとDWEで遊んでいる感じでしょうか。
ただ、一点だけ、ちょっと特殊?な状況があるとすれば、我が家ではテレビを全くと言っていいほど観ない(点けない)ところです。
これは子どもにテレビやスマホを見せない!という方針ではなく、別の記事にも書いていますが、子どもがまだ赤ちゃんだった頃、小さな音でもすぐ起きてぐずっていたのでテレビの音を無音にするようになり、やがてテレビをつけなくなり、その生活環境に自然な流れで慣れてしまったのが原因です。
テレビを観ないメリット
しかし、今思えば、これがDWEを続ける上で非常に大きなメリットになったと思っています。なぜなら、テレビをつけない分、当然DVDやCDをかけ流しておく時間が多く取れるからです。
また、DWEはディズニーを取り入れているとはいえ英語教材ですので、良く言えば落ち着いたやさしい雰囲気の映像や音楽が多いですが、悪く言えば退屈です。しかし、普段、子どもがテレビを見ていないおかげで、強い刺激(映像や音楽)に慣れておらず、DWEのDVDを食い入るように集中して観てくれます。
テレビを観ないデメリット
ただ、テレビを見せないというのは、家事にとって、特に妻にとって負担になるんですよね。一般的に、子どもがテレビを見ている間にほっと一息や家事をすることが多いかと思うのですが、テレビを見せないということは、それがない分かなりの労力を要します。
土日は自分が休む間もなくずっと遊んでます。休めるのはごはんを食べる時ぐらい。あとはずっと一緒、ずっとお話してます。子どもと一緒に遊べるのが楽しいのでいいのですが、でもやっぱりちょっと疲れます。土日だけの自分でもこうなのに、妻なんてこれが毎日です。本当に、本当にお疲れ様です。
・・・とまぁ、我が家はこんな感じです。テレビに関しては上手に調節してあげればよいのかなと思いますが、DWEを続ける上で夫婦の協力は必要不可欠だと思います。
DWEの効果の実感をレビュー
次は、今のところのDWEの効果の実感についてです。
このブログを書いている時点(もうすぐ3歳 DWE歴2年 2021年1月 時点)ですが、日本語の中に英単語がポツポツと現れ、それがネイティブ寄りの発音なので、自分が何を言っているのか聞き取れないことがたまにですがあります。
他にもお気に入りの英語の歌を歌ったり、短いセンテンス(2~4個の英単語の繋がり)を言ったり・・・といった感じで、日本語だけでなく英語も確実に吸収しているのを実感できます。
詳しくは下の実践記事を読んでみて下さい。DWE歴を時系列にまとめています。まだ途中ですけど・・・絶賛作成中!
また、DEWの効果かどうかわかりませんが(スマホやテレビを見せていない分、たくさんお話しをするのが大きいのかも?)、周りの同年代の子どもたちと比べて少しだけ早く言葉を話せるようになり、かつ、話す単語の種類も多いように感じます。
周りにも子どもがいる夫婦や同僚が多いのですが、まだあまり話せないので心配というのをよく聞きます。しかし、よく話を聞いてみると、テレビやスマホを見せっぱなしにしているということが多いような気がします。
最近調べてみたんですが、スマホやテレビは言葉を一方的に投げてくるだけなので、受け手の子どもがあまり考えずに聞き流してしまうそうなんです。
映像や音の刺激は強いのですが、言葉のキャッチボールがないので発達が促されにくいとかなんとか・・・「人は人とのつながり、コミュニケーションの中で育つ」と言うことなんでしょうかね。
またまた脱線してしまいましたが、DWEをはじめた当初は効果をあまり感じませんでしたが、成長するにつれてそれを実感することが多くなってきました。嬉しい限りです。なので、すぐに効果が出なくても、あせらずにゆっくり様子を見守りましょう。
DWEに失敗しやすい人と継続するコツのまとめ
DWEは高価な教材とはいえ、購入しただけで子どもの英語力が身につくような万能な教材ではありません。また、子どもの向き不向きよりも、親御さんの根気や夫婦の協力が大切です。
DWEを「英語の教材を購入した」と思わず、おもちゃを買ったような気楽さで、子どもと一緒に親御さん自身も楽しんであげればよいのかなと思います。
我が家については、子どもが楽しそうに遊んでいますし、英語も順調に吸収できているようなので、今のところ買ってよかったと思います。それに、大変ですが夫婦で協力するのも楽しいです。
DWEを通じて家族の絆が深まるので、はじめて良かったと思います。この記事が少しでもDWEを検討されている親御さんの参考になれば幸いです。
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