子どもの英語教育をはじめたいけど、どれを選んだらいいのかわからない・・・、というご家庭は多いのではないでしょうか。
我が家に限って言えば、他の英語教材をまったく検討することなく、いきなりDWEに飛び付いてしまったわけですが・・・幸い、今のところDWEを選択したことを後悔せずに済んでいます。ヨカッタ、ヨカッタ(最初にちゃんと調べなさいよ・・・)。
しかし、高価な教材を購入する前には、目的や目標、内容(カリキュラム)、子どもの適性や価格などについて、他の教材と比較・検討はするべきですよね。・・・というか、最も重要で大切なことです、はい。
今回は、各ご家庭の目的や目標に合った最適な英語教材選びの参考までに、DWEと人気(定評)の幼児用英語教材をいくつか比較しました。
これから子どもの英語教育をはじめたいと考えられているご家庭の参考までに、お付き合い頂ければ幸いです。
~もくじ~
- DWEと人気の英語教材を比較
- ディズニー英語システム(DWE)
- ワールドワイドキッズ(WKE , WWK)
- こどもちゃれんじEnglish
- ミライコイングリッシュ
- オンライン英会話について(参考)
- DWEと英語教材の比較のまとめ
記事本編
DWEと人気の英語教材を比較
高いお金を出して教材を買っても、カリキュラムが目的や子どもの適正に合わなければ無駄になってしまいます。
英語教材を使った英語教育は、教材を購入した後の取り組みが重要になるわけですが、購入する前に子どもの年齢や学習する目的・目標、各ご家庭の学習環境や事情など、子どもや家庭の事情に合った適切なものを選ぶことが大切です。
比較する英語教材と比較内容
ここでは、人気(定評)の幼児用英語教材をいくつかピックアップし、それぞれの特徴はもちろん価格や費用、習得できる英語のレベルを比較します。
子どもの英語教育を考える上で、どれも目にしたり聞いたりしたことがある教材ばかりだと思いますので、ご参考になれば幸いです。
比較する英語教材
- ディズニー英語システム(DWE)
- ワールドワイドキッズ(WKE、WWK)
- こどもちゃれんじEnglish
- ミライコイングリッシュ
英語教材の比較する内容
- 対象年齢
- 価格、費用(概算)
- 英語習得レベル(目安)
- 主な特徴
ディズニー英語システム(DWE)
はい、まずはこれです。我が家でも使用している「ディズニー英語システム(DWE)」です。おそらく、幼児用英語教材を検討する家庭であれば、一度は耳にする教材ではないでしょうか。DWEの主な特徴や価格などは以下の通りです。
ディズニー英語システムは、英語を母国語としない日本の子供たちのために楽しく英語が学習できるよう考案された本物の英語習得プログラムです。
ディズニー英語システムは、英語をマスターするために開発された子ども向け(0~12歳)英語家庭教材としてウォルト・ディズニー・カンパニーが正式に認めた唯一のプログラムです。
ディズニー英語システムの特徴や習得できる英語力
DWEは、ワールド・ファミリーが提供する幼児用英語教材。「母国語方式」で自分たち(日本人)が日本語を覚えたように、英語の意味や文法を感覚的に理解し、習得することができる。教材中には日本語訳が一切使用されておらず(All English教材)、映像や音で感覚的に意味を理解できるつくりになっている。
さらに、ウォルト・ディズニー・カンパニーが正式に認めた唯一のプログラムであり、愉快でかわいいディズニーキャラクター達と楽しく遊びながら英語を学べる。
対象年齢は0~12歳で、英語力の習得レベル(目標)はアメリカの5~6歳児が使う文法レベル(英検準1級の文法レベル、準1級で必要な単語数は約7,500〜9,000語)。
また、アウトプットの機会も充実しており、ワールド・ファミリー・クラブの会員になれば、ネイティブ講師と英語で電話ができるテレフォン・イングリッシュが利用できる(ただし、利用については一部条件あり)。
その上、ユーザー同士の交流イベントも充実しており、イベントを通じて身に付いた英語力を活かしてネイティブ講師や他のユーザーとの交流もできる。高価で教材のボリュームも多いが、多くのユーザー数と高い評価を誇る歴史ある教材。
ディズニー英語システムの価格・費用
DWEの購入価格は、フルセットで約100万円。正会員は、入会金(初回のみ)が約2万5千円、その後、年会費が月額約3,000円必要。また、各種イベントへの参加費用は別途必要となる。
ワールドワイドキッズ(WKE , WWK)
英語教材を検討する上で、DWEとよく比較されるのが「ワールドワイドキッズ(WKE , WWK)」です。DWEとWKEには大きな違いがあり、どちらにするか迷われているご家庭も多いのではないでしょうか?WKEの主な特徴や価格は以下の通りです。
ベネッセの0歳~8歳向け英語教材です。All English教材だからこそ、英語4技能「聞く・話す・読む・書く」を身につけることができます。
特長は英語圏の子どもたちと同じプロセスで学ぶ点。また、英語だけにとどまらず、幼児期に伸ばしたいさまざまな分野の力もはぐくみます。
ワールドワイドキッズの特徴や習得できる英語力
WKEは、ベネッセが提供する乳幼児〜小学生向け英語教材。同じベネッセが提供する、しまじろうで人気の「こどもチャレンジEnglish」もあるが(次に紹介)、WKEにはしまじろうは登場せず、オリジナルのキャラクターが登場する。
DWE同様、All English教材で日本語訳が一切使用されておらず、母国語のように英語を習得することができる。学習できる英語量はネイティブの幼児と同程度の約6,000語。
WKEの大きな特徴でありDWEとの決定的な違いは、WKEには「フォニックス」が取り入れられていること。フォニックスとは、英語の発音のルールのことで、日本の子どもが日本語をひらがなの50音で覚えるように、英語圏の子どもはフォニックスで英語のスペル(つづり)と発音のルールを学び英語を覚える。フォニックスによって英語の正しい読み方が習得できるので、初めて目にする英単語でも正しく発音することができる。
また、WKEにも会員制度があり、こちらは会費は無料となっている。各種イベントへの参加には費用が必要となるが、オンラインレッスンや英語コンサート・イベントなどが豊富で、アウトプットの機会も確保できる。高価で教材のボリュームも多いが、DWEとともに高い人気を誇る教材。
ワールドワイドキッズの価格・費用
WKEの購入価格は、一括購入の場合で約30万円。教材の定期お届けか分割払いを選択すれば、途中で購入をやめることもできる。正会員の会費は、入会金・年会費ともに無料。ただし、各種イベントへの参加や各種オプションサービスの利用には、1回あたり約3,000円の費用が別途必要となる。
2023年12月 追記
ワールドワイドキッズは2023年3月末日をもって販売を終了するそうです。また、現在、公式HPでは新規の入会受付を停止しているようです。
さらに、2024年3月末日をもって提供しているサービスをすべて終了するとのことですので、今後、ワールドワイドキッズを使用することはできなくなるようですので、ご注意下さい。
こどもちゃれんじEnglish
「こどもチャレンジEnglish」は、WKEと同じベネッセが提供する英語教材です。こちらも、しまじろうでご存知の方も多いのではないでしょうか。こどもちゃれんじEnglishの主な特徴は以下の通りです。
英語で自分の気持ちを伝えるまでをゴールに。
こどもちゃれんじ Englishは、忙しくても取り組める量・ペースで2カ月に1回、英語教材をご自宅にお届け。
1歳から小学校入学までお子さまの年齢に合わせて「一生モノの英語力」を育む英語講座です。
こどもちゃれんじEnglishの特徴や習得できる英語力
ベネッセが提供する幼児用英語教材。対象年齢は1〜6歳で、1歳から小学校入学までの5年間のカリキュラムとなっている。学習できる英語量は約2,000語(ちなみに、日本の小学校から高等学校までの英語量は約4,000~5,000語)。
教材内容は英語玩具や絵本が豊富で、しまじろうと楽しく遊びながら英語を学べる。こどもちゃれんじ Englishは、「覚えた英語を使って気持ちを伝える」を目標にしているため、本格的に英語を学べるDWEやWKEと比べると、英語の習得レベルは高くない。しかし、子どもの英語への関心や興味、グローバルな意識を高めるのに適した教材となっている。
こどもちゃれんじEnglishの価格・費用
こどもちゃれんじEnglishの購入価格は、1~6歳まですべて購入した場合で約15万円。教材は一括支払い後でも途中で購入をやめることができ、残金は返金される。正会員の会費は、入会金・年会費ともに無料。ただし、各種イベントへの参加や各種オプションサービスの利用には、1回あたり約3,000円の費用が別途必要となる。
↓(参考)公式サイトはここ↓
ミライコイングリッシュ
これも有名な幼児用英語教材ですね。DWEやWKEをはじめたいけど、この「ミライコイングリッシュ(Miraico English)」も気になる・・・という方も多いのではないでしょうか。ミライコイングリッシュの主な特徴や価格は以下の通りです。
修者にNHK「基礎英語1(2016〜18年度)」講師をむかえ、見るだけで簡単に幼児期に必要な基本的な文法や単語の習得を目的に練習できるよう設計されています。
ミライコの映像は100人以上の視聴テスト基準を満した厳選の映像のみ採用。この強いこだわりが高い満足へとつながっています。
失敗したくない英語デビューに最適な教材です。
ミライコイングリッシュの特徴
ミライコが提供する0〜8歳向け英語教材。監修者が田中敦英さん(NHKラジオ「基礎英語1(2016〜18年度)」講師)。見るだけで楽しみながら基礎文法や単語を網羅的に学ぶことができる。
All English教材で、おもちゃが付いておらず映像がメインの内容となっている。学習できる英語量は約2,000語、英語力の習得レベル(目標)は小学校高学年程度(英検Jr.ゴールド)。さらに、ミライコイングリッシュには「フォニックス」が取り入れられている。
価格もリーズナブルでフォニックスにも対応しているが、会員制度やイベントなどが無いため、英会話教室や他の英語教材との併用でアウトプットの確保を検討する必要がある。
ミライコイングリッシュの価格・費用
ミライコイングリッシュの購入価格は、約6万円。会員制度やイベントなどが無いため、年会費やイベント参加料はかからない。
↓公式サイトの無料サンプル請求はここ↓
オンライン英会話について(参考)
DWEの補助としてアウトプットの確保や自分の英語学習のために、インターネットでオンライン英会話についていろいろと調べてみたのですが、家族で使えるオンライン英会話の「クラウティ」が個人的におすすめです。
クラウティは日常会話から子ども向けレッスンに対応しており、毎日レッスンを受講することができます。さらに、価格が比較的リーズナブルで、1つのアカウントで最大6名まで使うことができます。
家族で使えるオンライン英会話「クラウティ」の魅力
他の多くのオンライン英会話では、基本的に1アカウントにつき1名しか使うことができないものがほとんどです。しかし、クラウティは1アカウントを家族で使うことができるため、兄弟はもちろん、夫婦(自分たち)もレッスンを受講することができ、無駄が少なく費用を安く抑えることができます。
クラウティの特徴(メリット)
- 日常会話から子ども向けに対応
- 毎日レッスンを受講できる
- 価格がリーズナブル
- 1つのアカウントで最大6名まで利用可能
他のオンライン英会話との比較
↓クラウティの公式HPはここ↓
DWEと英語教材の比較のまとめ
各教材の概要をひとつにまとめました(下の表)。スマホだと小さくて見えにくいかもしれませんが、PC版サイト表示にすれば大きく見えるかと思います。見辛くてすいません。m(_ _)m
ベストな英語教材はどれか?
本格的に子どもの英語教育を検討しているのであれば、費用は掛かりますが、やはりディズニー英語システム(DWE)やワールドワイドキッズ(WKE , WWK)が候補に挙がるのではないでしょうか。
とても高価ですが、この教材が一つあれば、英会話教室や他の英語教材を検討する必要もないのかな?と思います。
また、将来の英語教育の準備を兼ねて、幼い時期から英語に慣れさせるため、楽しませて英語に親しみを持たせたい!のであれば、こどもちゃれんじEnglishが良いのではないかと思います。
ミライコイングリッシュについては、これだけでも大変素晴らしい教材なのですが、本格的な子どもの英語教育を考えているのであれば、アウトプットの機会を設けるために英会話教室や他の英語教材との併用を検討することが必要になると思います。
他のメインの英語教育の補助的な教材として併用するのに最適だと思います。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
↓公式サイトの無料サンプル請求はここ↓
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△