どるびぃのDWEとパパ育児ブログ

DWEディズニー英語システムを知らなかったにも関わらず、突如購入してしまった平凡サラリーマンのパパ育児とDWEの記録

【かけ流し】DWEの効果を高める上手な使い方

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ディズニー英語システム(DWE)をはじめたばかりで教材の使い方にお悩みのご家庭も多いのではないでしょうか。

DWEは高価な教材ですが万能ではありません。DWEに限らずですが、教材を購入しただけで英語が身に付くわけではありません。

英語を身に付けるためには、教材を購入した後の取り組みとその継続の方がとても重要です。

DWE購入後、最初の頃はアドバイザーに教えてもらった取り組み方やマニュアルの通りに、2,000時間を目標にかけ流しを地道に続けているかと思うのですが、かけ流しの時間を稼ぐだけで本当にDWEの効果は得られるのでしょうか?

また、せっかく高いお金を出してDWEを購入したのだから、もっと効果を高める方法は無いものでしょうか?

そこで、今回は我が家の経験をもとに、かけ流しがメインとなるであろうDWEをはじめてから1~2年目頃を目安にした、DWEのかけ流しの効果を高める簡単な方法やDWEの教材の上手な使い方(ここでは、主に教材全般との付き合い方)についてまとめました。

ご家庭の学習環境や子どもの英語力の成長の程度には個人差がありますが、この記事がDWEの取り組みの参考になれば幸いです。

【補足】DWEのかけ流しの重要性

かけ流しはDWEの取り組みの上でとても重要な最初のステップです。かけ流しにはインプットの確保(英語耳を育む)以外に、おうちの学習環境を整える=DWEを習慣化する目的があります。

かけ流しの目標である2,000時間ですが、これは時間の達成よりも、それだけDWEに継続して取り組めたという実績の方が重要だと思われます。

なぜなら、かけ流しの2,000時間を達成できる頃には、ある程度ご家庭内でのDWEの習慣化ができていると考えられるからです。

DWEに取り組むにあたり、この習慣化はとても重要です。習慣化することができれば、この後DWEの取り組みを続ける上で生じるであろう、継続を阻む障害や問題が発生する恐れが低くなると考えられるからです。

(参考)DWEの継続を阻む障害や問題

~もくじ~

 

記事本編

DWEのかけ流しの効果を高める方法

DWEをはじめたばかりの時期は、英語教育の準備としてやご家庭の学習環境を整えるために、音楽や映像のかけ流しがメインの取り組みになります。

かけ流しの重要性については上にも書いた通りなのですが、当然、すぐには効果が現れないため努力と根気が必要です。

しかし、地道に続けていれば間違いなく効果を発揮するため、この取り組みが後々とても重要になります。

このかけ流しですが、単にCDやDVDをかけ流してインプットの時間を稼げば良い!・・・というものではありません。

当然、正しい使い方でなければ高い効果は得られません。さらに、取り組み方をほんの少し工夫するだけで、かけ流しの効果を高めることができます。ここでは、かけ流しの効果を高める使い方について、我が家の経験をもとに紹介します。

かけ流しの効果を高める方法

他の音や動画を止める

まずなんといっても、かけ流し中はインプットの妨げとなる他の音や動画を止めることが大切です。

当たり前なのですが、子どもの意識や集中力がDWEではなく他の音や動画に向いてしまったらインプットの効果が薄れてしまいます。

かけ流し中はそちらに耳が集中できるように、できるだけ妨げとなる他の音や動画を止めて静かな環境を整えるようにしましょう。

自動リピートでかけ流ししない

また、かけ流しの効果を高める方法として、CDを自動リピートでかけ流ししないのがおすすめです。

正直、かけ流しは長期間に渡るためCDが止まる度に再生ボタンを押すのはとても手間がかかり大変です。しかし、リピートをしないことで「この曲が流れはじめたらそろそろ終わりだな~」とか、「次はこの曲だな~」と曲を順番で覚える(覚えやすくなる)ことができ、自然と意識もそちらへ向くようになります。

CDを自動リピートしている場合、ぐるぐると曲がサイクルするため意識が向きにくくなり、曲が環境音(あまり意識しない音?背景音?)となってしまいインプットの効果が薄まるように思われます。

我が家でも1~2カ月程度ですが自動リピートでCDのかけ流しをしていた時期がありましたが、曲がぐるぐるとサイクルしてあまり印象に残らず、このままではあまり覚えられないと感じたため自動リピートを辞めたのでした。

そして、自動リピートを辞めてからの方が子どもの英語の覚えが良かった(良くなった)ように感じました。

取り組みの参考までに、かけ流しによるインプットの効果が薄いと感じたら、CDを自動リピートせずにかけ流しを試してみるのはいかがでしょうか?

かけ流す音楽と映像を連動させる

DWEの教材はそれぞれが連動しており、効率的で適切に効果が発揮できるようにつくられています。

そのため、かけ流す音楽と映像はそれぞれ内容が別のものをかけ流すよりも、連動した音楽と映像をかけ流しすることで効果が高まります。

例えば、車でかけるCDとリビングで流す映像を連動させると、同様の英単語やセンテンスを繰り返し見聞きすることになるので内容が効果的に吸収されやすくなります。

かけ流す音楽と映像を連動させるように心掛けましょう。

他の動画やアニメを調節する

かけ流しの効果を高めるには、他の動画やアニメの視聴を調節することも大切です。

これは家庭の環境や事情により難しい場合もあるのですが、できれば普段からTVやインターネットなどでの他の動画やアニメの視聴を調節することがおすすめです。さらに、その方がおうちの学習環境の形成にも良いのではないかと考えられます。

DWE教材の音楽や動画は英語教材なので落ち着いた雰囲気のものが多いです。しかし、悪く言えば刺激が少なく退屈です。

TVやインターネットなどで他の動画やアニメを見てしまうと、そちらの方が動きがあり刺激が強いため、子どもがDWEの動画に物足りなさや退屈さを感じてしまうかもしれません。

そうなると、DWEへの集中力が続かず飽きやすくなってしまう傾向になってしまうのではないかと思われます。

ですので、それらを子どもに全く観せない!・・・というのは、それぞれのご家庭の事情もあるため難しいと思うのですが、TVやインターネットなどで他の動画やアニメを観る時間を上手く調節してあげることが、かけ流しへの集中力を高く維持しながら長く続けるコツだと思います。

かけ流しに遊びを取り入れる

かけ流しは子どもと一緒に踊ったり歌ったり遊びながら聴くのが効果的です。

自然に実践できているご家庭もあるかと思われますし、何だそんなことかぁ~と思われるかもしれませんが、実はこれ、ちゃんとした外国語の指導法にもあるやり方で、英語を習得する上でとても効果的な方法だったりします。

この指導法をTPR(Total Physical Response , トータル・フィジカル・リスポンス)といい、日本語で全身反応教授法というそうです。その内容について、詳しくは後で説明します。

この方法の効果ですが、遊びながらかけ流しをすることで、楽しみながら高い集中力を維持することができます。さらに、長期間のかけ流しの途中での気分転換にもなりますし、身体の動きとともに英語の意味を理解することができます。

そして、なによりも遊ぶことによって記憶に残りやすくなるため、英語を覚えやすくなります。しかし、この方法の注意するポイントとして、当然ですが、かけ流ししながらただ遊べばよいというものではありません。

遊び方も重要で、曲や映像に関係が無い遊びではあまり意味がありません。曲や映像に関連する動きを取り入れた遊びをすることによって、子どもは動作をしながら英語を習得していくことができます。

例えば、曲に合わせて踊るとか、曲の内容に沿った質問や指示をして子どもに反応してもらうといった簡単なことからはじめていったので構いません。

かけ流しの効果を高めるために、かけ流しには子どもとの遊びを心掛けて取り組むようにしましょう。

TPR(全身反応教授法)とは?

TPR(Total Physical Response , トータル・フィジカル・リスポンス)とは、日本語で全身反応教授法という外国語学習の指導法のひとつです。

TPRは1960年代にアメリカの心理学者ジェームス・アッシャーさんによって提唱された指導法で、先生が英語で生徒に指示を出し、生徒はその指示に従って反応(動作や言葉)することで言語を理解し習得していくという方法だそうです。

もっと簡単に説明すると、身体を動かしながら外国語を習得していく方法ですね。この指導法には、以下のメリットがあるとされています。

  • 言葉と動作で理解するため早く覚えられる
  • 動作と共に覚えた言葉は記憶に残りやすい
  • 楽しみながら学習効率がアップする

この方法では基本的に指示(命令文)だけなので、文法までを教えるといったことは難しいようです。しかし、幼児や英語の初心者レベルの方などに英語を教える最初のステップとしては最適な方法のようです。

TPRの概要

かけ流しは集中的に取り組むことで効果が高まる?

これは実際にかけ流しによるインプット2,000時間を達成して感じたことなのですが、かけ流しは集中的に、そして、できる限り短期間で達成することで効果が高まるように思われます。

なぜなら、ダラダラと短い時間で長期間のかけ流しを続けるよりも、集中する分だけインプットの密度が高まり=集積による効率化で、かけ流しの効果が高まるのではないかと考えられるからです。

だからといって、焦り過ぎて過度にかけ流しに取り組んでしまうのも子どものDWE飽きや避け、家庭のDWE疲れが発生する恐れがあるため、あまりおすすめできません。

それに、家庭の事情や環境によっては、かけ流しの時間を長く確保するのが難しい場合もあるかと思います。

そのため、かけ流しはできるだけ集中的に行うことを意識して、無理のない範囲で適切に調整して取り組んだ方が良いのではないかな?思われます。(これはあくまでも個人的な意見です。)

DWE教材の上手な使い方

それでは、次にDWEの効果を高める方法として、我が家の経験をもとにDWE教材の上手な使い方(主にDWE教材全般との付き合い方)を紹介します。

ここでは幼児の子ども(2~3歳くらい)を対象に、DWEをはじめてから1~2年目頃までを目安にした使い方を説明するものなので、この点についてあらかじめご注意下さい。

また、それぞれの時期に合わせた教材の役割や我が家の具体的な教材の使い方、そしてその効果などについては別に記事にしていますので、そちらをご参考下さい。

(参考)DWE実践記録

ここで紹介するDWE教材の上手な使い方は、どれも簡単な方法なのですぐに実践できるかと思います。みなさんのDWEの取り組みの参考になれば幸いです。

DWEの時間を区切らない

かけ流しについては、基本的にどの家庭でも一日の空いている時間などを利用して行うため、何時から何時まで!といった時間に区切りはありません。

しかし、TACやマジックペンなど他の教材を使用するようになると、お風呂の後やおやすみの前にDWEに取り組む!と、時間を決めてしまいがちです。しかし、これもあまり良くないのかな?と思います。

集中力を高く維持したまま長くDWEを続けるには、DWEをいつやるかは子どものやる気や調子次第、やりたい時にすきなようにやらせてあげるようにしましょう。

なので、最初はDWEに取り組む時間を区切らない(決めない)でも良いかと思います。

1日の目標を決めて習慣化する

ただし、どれくらいDWEに取り組むかといった目標量は設定しておいて、例えば、一日でTACのカードを10枚やるとか、マジックペンで一冊遊ぶといった目標を決めて取り組みましょう。

絶対に守らなければいけない!というのではなく、最初はできればいいかな~くらいの感じで、焦らず気長にやることが大切だと思います。

DWEに慣れてくると、自然と遊ぶ時間帯が決まって習慣化されてくるので、最初からガチガチに取り組まなくても大丈夫かと思います。

dweの上手な使い方その1

母国語も大切にする

英語力を伸ばすためには、やはり母国語である日本語の学習・習得もとても大切です。

英単語や英語のセンテンスに紐づく日本語が身に付いていなければ、言葉の意味を理解することができないので、英語(他言語)を覚えることは困難です。

DWEで英語だけに傾注するのではなく、同じように母国語である日本語も大切に教えてあげるようにましょう。

英語と日本語の量を調節する

多言語を学習することは、子どもの発達にも良い影響があるそうです。

複数の言語を処理することから、単言語よりも複雑に思考するため、注意力と記憶力の発達が促されるそうです。

しかし、幼い頃から他言語を学ぶと、脳の容量はある程度決まっているので、容量が不足して母国語の語彙力が下がってしまうとも言われているそうます。

なので、どちらか一方に偏ったり、多言語を詰め込み過ぎたりするのも子どもの発達には良くないと思います。

子どもの様子を注意深く見てあげながら、容量とバランス良くDWEで英語に取り組む時間を調節してあげることが大切なようです。

dweの上手な使い方その2

アウトプットを確保する

言葉を習得するには、アウトプットは非常に重要です。母国語である日本語については、特に意識しなくても日常の生活や会話の中でアウトプットの機会が十分に得られるため問題ありません。

しかし、英語に関していえば、英語が日常的にある家庭や環境でない限り意識して機会を設けなければアウトプットを得ることができません。それを補うために、DWEにはWFC(ワールドファミリークラブ)の正会員向け有料サービスである「テレフォンイングリッシュ(ネイティブの先生とお話ができる)」などでアウトプットをサポートすることができるようになっています。

しかし、これだけでも十分とはいえないため、普段からアウトプットを意識して取り組むことが重要です。

アウトプットを意識する

普段からアウトプットを意識するといっても、そこまで難しいことではありません。例えば、TACの録音機能を使って遊びながら子どもと一緒にリピートしたり、簡単な英語の質問で子どもに英語で答えさせてあげたりするだけでも良いかと思います。

それだけでも、子どもの英語力の成長に後々大きな差が出ると思います。要は、普段からアウトプットを意識することが重要で、実際、我が家ではアウトプットを意識した取り組みに替えてからの方が、子どもの英語力伸びたように思います。

子どもだけでなく、自分たち(親)も英語を覚えるつもりで一緒にDWEに取り組んでいきましょう。

dweの上手な使い方その3

DWEの効率的な使い方のまとめ

今回は我が家の経験をもとに、DWEのかけ流しの効果を高める方法やDWEの上手な使い方についてまとめました。

どれも難しいことではなく、今からでもすぐに取り組める簡単なものばかりですので、参考にしてみて下さい。

これ以外にも、教材の効果的な使い方や工夫があれば教えて頂ければありがたい限りです。m(_ _)m

実際、DWEで子どもが英語を習得できるかどうかは、自分たち(親)がどれだけ子どもと一緒に取り組めるかだと思います。子どもと一緒に自分たちも英語を覚えるつもりで、DWEを楽しみながら取り組んでいきましょう。

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