子どもから少し目を離した隙に「アレ!?居ない!」「あ!そこ(それ)は危ない!」など、ヒヤリやハッ!とした経験はありませんか?
育児では、一歩間違えれば子どもの大きな事故に繋がってしまうようなヒヤリハットが起こることがあります。
今回は、是非とも知ってもらいたい育児に関するヒヤリハット事例についてまとめました。
~もくじ~
DWE記事本編
育児のヒヤリハットとは
まず、この育児のヒヤリハットについて簡単に説明すると、育児で文字通りヒヤッとしたこと、ハッとしたことで、危ないことが起こったが幸いにも事故には至らなかった・・・という事象のことを言います。
育児をしていて思いあたることがいくつかあるかと思います。
ハインリッヒの法則
そして、日常生活において、1件の重大な事故の背景には29件の軽い事故と300件の怪我に至らない事故(ヒヤリハット)があるという「ハインリッヒの法則」というものがあります。
これは、1900年代前半にアメリカの損害保険会社で提唱された経験則なのだそうですが、これによると、日常からヒヤリハットに対して積極的に対策を講じることで、その上に発生する1件の重大事故の発生を抑止できると考えられています。
つまり、育児の事故の防止には、日頃からの対策が重要というこです。
育児のヒヤリハットで事故の防止
育児では、一歩間違えれば取り返しのつかない、子どもの大きな事故に繋がってしまうようなヒヤリハットが起こることがあります。
しかし、育児のヒヤリハットの事例を知っておけば、危ない場面に遭遇しても事前に予知・対策し、子どもをケガや事故から守ることができます。
子どもは予想外の動きをする
子どもは予想外な動きをすることも多く、一瞬の隙でとった行動に驚いたということは多々あるかと思います。
以前、子どもが目の前で転んで頭をぶつけて軽いケガをしまったことがあったのですが、妻に怒られながら「あんなのどんなに近くで構えていても防げないよ!」と思ってしまいました。
しかし、ヒヤリハットを学んだ後では、予め危ないところに立って注意を払ったり、ぶつけそうな角にクッション(緩衝材)を取り付けたりすることもできたはずだなぁ・・・と思うようになりました。
その時、妻から「パパは子どもに関しての危機管理能力が足りない!」と、とても怒られたのですが、自分の場合は全くその通りだったと今ではとても反省しています。
年齢による育児のヒヤリハット事例
それでは、育児に関するヒヤリハット事例を年齢別に具体的に見ていきましょう。
育児のヒヤリハットですが、子どもは成長とともに、行動の範囲が大きくなり、できることも多くなります。しかし、その一方で、様々な事故に遭う可能性が出てきます。
そこで、起こりやすい事故と、その事故が発生しやすい時期の目安を下記の表にまとめました。
やはり、幼い子どものヒヤリハットで最も気を付けなければならないのが、誤飲や窒息です。
その他にも、お風呂での溺れや小さなものを耳や鼻に入れる、または尖ったもので目を突いてしまうなどなど・・・。
そして、子どもが成長し歩けるようになってくると、転落や転倒、それに伴う打撲(机や棚の角でぶつける etc)や火傷などにも気を付けなければいけません。
自分も気を付けること
さらに、気を付けなければならないのは、何も子どもの行動ばかりではありません。
車内への置き去りによる熱中症や、子どもを乗せた自転車での転倒など、自分たち(親自身)の行動にも注意を払わなければなりません。
我が家のヒヤリハット事例
参考までに、我が家で起こったヒヤリハットの例をいくつか紹介します。
- 普段からおもちゃの小さい部品などには注意を払っていたが、おもちゃの一部が折れ、それを子どもが口に入れようとしていたので焦って取り上げた。
- 子どもが落ちていた紙(お絵描きしていた紙)で滑って転び、傍にあった椅子の脚で頭をぶつけてしまった。 などなど
これは我が家の少ない例ですが、その他のヒヤリハット事例については、消費者庁のHPにも詳しく紹介されいます。
また、事故を防ぐための対策についても紹介されていますので、興味のある方はそちらも是非ご覧下さい。
育児のヒヤリハットのまとめ
子どもは予想外な動きをすることが多く、一瞬たりとも子どもから目を離さないということは現実的ではありません。と言うか、不可能です。
ヒヤリハット事例について調べ、日頃から事故を防止するためのリスク管理をしておくことが重要です。
周囲の大人たちが、子どもの身の回りの環境を整備し、対策を立て、安全な行動を選択することで防げる事故が多くあります。
この記事が、明るく楽しい子育てと、毎日の生活のために、子どもを事故から守る一助となれば幸いです。
△記事のご紹介△
育児に役立つあれこれや子育てに関する記事以外に、ディズニー英語システム(DWE)の実践記事も書います。そちらも読んで下さると嬉しいです。