どるびぃのDWEとパパ育児ブログ

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【教育法】育児に役立つモンテッソーリの教師の心得12か条

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はじめての子育てでお悩みの新米パパさんは多いのではないでしょうか。

かくいう自分もそうなのですが、子育てで悩んでいる時、偶然ネットで見つけたのがモンテッソーリの「教師の心得12か条」でした。

これが今の自分の子どもとの接し方の基礎になっており、同じように子育てでお悩みの新米パパさんや、これからパパになる方の参考になるかと思います。

今回は、このモンテッソーリの教師の心得12か条について紹介します。

~もくじ~

 

DWE記事本編

モンテッソーリとは

モンテッソーリ(正式名 : マリア・モンテッソーリ)とは、20世紀初頭のイタリアの教育者のことで、このモンテッソーリによって完成された教育法をモンテッソーリ教育と言います。興味のある方は、ウィキペディアをご覧下さい。

この教育法の中で、モンテッソーリは子どもと大人(教師)の良い関係の指針、つまり子どもとの接し方として教師の心得12か条を示しています。

この教えが大変素晴らしく、現代の子育てにも通じる考え方なので、今回、子育てでお悩みの新米パパさんやこれからパパになる方の参考までに紹介します。

モンテッソーリ教育

教師の心得12か条を紹介する前に、まずはモンテッソーリ教育について紹介します。詳しい内容はとても難しいので、もっと知りたい方や興味のある方はウィキペディアをご覧下さい。

モンテッソーリ教育を簡単に説明すると、子どもは生まれながらにして知ることを強く求めており、整えられた学習環境下であれば、自発的に学びはじめる力=自己を教育する(成長させる)力を持っている(発揮する)ということだそうです。

そして、モンテッソーリ教育では、子どもが持っているこの自己を教育する(成長させる)力を、各成長段階にある子どもに適した環境と教育的アプローチで最大限に引き出し、子どもたちを身体面、社会面、情緒面、認知面で発達させることを目指す教育法だそうです。

モンテッソーリ教育の目標

少し難しいですが、モンテッソーリ教育の最終的な目的は、子どもの知的な自立と道徳観の形成、そして、子どもを生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てることにあるそうです。

このモンテッソーリ教育ですが、既に100年近くの歴史をもち、世界各地で盛んに実践され、その効果が実証されている素晴らしい教育法なのだそうです。

モンテッソーリの教師の心得12か条

それでは、次にモンテッソーリの子どもと大人(教師)の良い関係の指針、つまり子どもとの接し方である教師の心得12か条を紹介します。

モンテッソーリの教師の心得12か条

一.環境に心を配りなさい。

子どもの様子をよく観察し、最適な環境を整えて間接的に子どもを導く。

二.道具や物の取り扱い方を明快に正確に示しなさい。

子どもを導くための的確な指示を与えられるように、繰り返し練習する。

三.子どもが環境との交流を持ちはじめるまでは積極的に、交流を持ちはじめたら消極的になりなさい。

子どもが活動に集中しているときは温かく見守り、子どもの様子を良く観察する。

四.探し物をしている子どもや、助けの必要な子どもの努力を見逃さないよう、子どもを観察しなさい。

子どもに助けが必要な場合、すぐに助けるのではなく、注意深く観察して助けるタイミングを見極める。

五.呼ばれた所へは、駆け寄り、交歓しなさい。

子どもが頼ってきたら、必ず子どものもとへ行く。

六.招かれたら、耳を傾け、よく聞いてあげなさい。

子どもの話をよく聞き、子どもが言葉でうまく表現できなくても、気持ちを汲み取ってあげる。

七.子どもの活動を尊重しなさい。質問したり、中断したりしないように。

子どもが活動に集中しているときには、集中を妨げないように配慮する。

八.子どもの間違いを直接的に訂正しないように。

子どもの間違いを直接的に指摘せず、子ども自身が間違いに気づくのを待つ。

九.休息している子どもや他人の活動を見ている子どもを尊重しなさい。活動を無理強いしないように。

活動を休息している子どもには、注意したり再開を促したりせずそのままにしておく。

十. 活動を拒否する子ども、理解していない子ども、間違っている子どもには、たゆまず活動への誘いかけを続けなさい。

子どもが興味を持って活動をはじめるまで、温かく見守りながら忍耐強く誘い続ける。

十一.教師(親)を探し求める子どもには、そばにいることを感じさせ、感づいている子どもには隠れるようにしなさい。

子どもは教師(親)から見守られているというが理解できれば、安心して自然に離れていく。

十二. 活動が済んで、快く力を出しきった子どもには、精神的な魂の静けさをおくりながら現れなさい。

容易に子どもを褒めるのではなく、安らぎと安心感を与える。

現代にも通じるモンテッソーリの教育方法

モンテッソーリの教師の心得12か条は、大人(教師)の教える立場で示されていますが、これが教師=親でも、現代の子育てに十分に通ずるものではないでしょうか。

この教えには、深い愛情をもとに子育ての本質が示されており、基本的には子どもの成長をあたたかく見守る(観察する)ことが重要であり、大人は子どもを自ら正しい方向へ向かうように導いてあげる・・・ということが示されています。

こうして改めてまとめてみると、本当に素晴らしい教えだなぁと思います。

モンテッソーリ教育のまとめ

今回、モンテッソーリの教師の心得12か条について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

自分はこの教えに出会えて、少し救われたというか、子育てについて道が示されたように感じたのを覚えています。

子どもは何もしていないように見えても、その内側では何かを観察し、考え、自ら成長しているのです。

ですので、子育てについて考えるうちに色々と悩んで不安になってしまいますが、最も大切なことは深い愛情をもって子どもの成長をあたたかく見守ることではないでしょうか。

この記事が、少しでも多くの子育てでお悩みの新米パパさんやこれからパパになる方へ届き、参考になれば幸いです。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。 

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育児に役立つあれこれや子育てに関する記事以外に、ディズニー英語システム(DWE)の実践記事も書います。そちらも読んで下さると嬉しいです。

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